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資格取得への道- Qualification

税理士になったらこうなる!だからおすすめ!

2021.09.24

税理士の年収は?

税理士の平均年収は一般的(厚生労働省の賃金構造基本統計調査など)には700万前後とされています。ただ、税理士といっても様々な働き方があるため一概に平均年収を出すのは難しいかと思います。

税理士の有資格者が税理士として活動するには税理士会に登録する必要がありますが、その登録の方法には開業税理士、社員税理士、所属税理士の3種類の登録方法があります。
開業税理士はその名の通り独立開業し、自分で経営する税理士ですのでその収入はその人次第ということになりますが2,000~3,000万円の収入を得ている人が多いように感じます。
社員税理士とは税理士法人の役員として働く税理士です。税理士法人とは税理士が2名以上集まることで設立できる法人で税理士の連帯責任で経営され、比較的大規模な税理士法人では開業税理士同様の収入を得ている方も多いようです。
最後に所属税理士ですがこちらは勤務税理士として働く働き方ですので所属している組織によってその収入は様々です。

仕事の仕方は変わった?

税理士に登録するまでは税理士試験の勉強をしながら税理士補助として働くことが一般的です。
税理士補助とは税理士の指揮監督のもと税理士業務の手伝いをするイメージです。事務所によってその範囲は異なると思いますが、税理士補助職員が顧客に対して行った仕事の内容などは税理士に報告する義務があり最終的な申告などは必ず税理士が行います。
また、税務相談や税務調査の立会など税理士しかできない業務も多々あります。私の場合は社員税理士なので事務所の経営に携わることができるようになりました。当然、自分の責任は大きくなりましたが自分の判断で税理士業務ができるようになったことは大きな変化です。

独立は?

将来の選択肢として独立しないとは言い切れませんが、今のところ考えていません。
確かにセミナーや知り合いの税理士の先生からは自分で独立開業して一から経営することの楽しさなどはよく話を聞きますので魅力的ではありますが、今は税理士法人の社員税理士として働くことにとてもメリットを感じているからです。
例えば、税理士法人のスケールメリットで規模の大きい法人の関与の経験ができること、特に私が担当している上場企業の関与先は複数の税理士で関与しているのもあり様々な経験につながっています。また、税理士法人エンカレッジの規模拡大に伴い支店を増やしていくことも想定されるので将来的には自分が責任者となる事務所経営を経験できると思っています。

これからの税理士業界

最近、税理士はAIに代替される仕事としてよく挙げられます。。
その点は受験生の皆さんも少し不安に感じているところもあるのではないでしょうか。確かにイメージする税理士の仕事の中にはAIで代替できるものもあります。例えば記帳代行です。記帳代行とは領収書や請求書を顧客から預かり帳簿付けをする仕事です。このような一般的に単純な作業は遠からずAIがこなしてくれることになるでしょう。
私たち税理士法人エンカレッジでは基本的に記帳代行は行っていません。私たちは経営者の良き相談相手として経営助言業務などを主としています。このコロナ禍でも私たち税理士には大きな活躍の場がありました。このように困っている経営者をサポートし、良きアドバイザーになることが求められていると思います。

ズバリ。なってよかった?

もちろんなってよかったです。後述しますが税理士試験はとても難しい試験です。
しかし、その苦労以上に得るものは大きいです。これから税理士を目指す方、すでに勉強を始めている方、様々だと思いますがぜひ最後まで諦めずに突き進んで頂きたいと思います。
一緒に税理士業界を盛り上げましょう!

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