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現在、中小企業の多くが事業承継の問題を抱えているといいます。
20年ほど前約9割を占めていた親族による事業承継は年々減少し、今では6割を切っているという統計もあるようです。
今回はその状況の中で急激に増加しているM&A(企業の合併及び買収)について少し触れていきたいと思います。

□世代交代期における経営者の選択肢は大きく4つの方法があります。
1.後継者(子供、社員等)への承継
2.上場
3.廃業(清算)
4.M&A

1.後継者(子供、社員等)への承継
 経営者が最も望む事業承継ですが様々な理由から最近は減少傾向にあります。

2.上場
 中小企業においては企業規模や内部管理体制などのハードルが高く現実的ではありません。

3.廃業(清算)
 廃業は従業員の雇用の問題、取引先へ重大な影響を与えるなど多くのデメリットがあります。
 また、企業の財産価値が減少し売却したとしても債務だけが残るなど多くのリスクがあるため最も避けたい選択です。

4.M&A
 M&Aには様々な形態や手法がありますが一言で説明すると「企業の売買」というイメージです。
 引き継いだ企業が事業を継続すると考えられるため資産価値が減少しずらいというメリットもあります。
 この場合、売り手側は廃業に比べ企業を高く売却できます。

□M&Aのメリット
(売り手側)
・従業員の雇用の継続や企業のノウハウを残すことができる
・清算に比べ企業の価値が減少しずらく、売り手側の利益を確保しやすい

(買い手側)
・必要な設備や人材、ノウハウなどを引き継げるため投資が少ない
・新規事業の立ち上げと比較し、短時間で事業を開始できる

その他、M&Aにはリスクもありますのでご注意ください。

M&Aについてのご相談はぜひ税理士法人エンカレッジへご連絡ください。