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ここ数年で改正が行われており、かつ、
昨年末の税制大綱でも見直しが盛り込まれているので
整理します。

欠損金の繰越控除とは、法人(青色申告者に限ります)
の各事業年度開始の日前の事業年度に
おいて生じた欠損金額(赤字)がある場合にその欠損金額を繰越して
当期において控除(損金算入)する制度です。

以下が繰り越すことができる期間です。

①平成20年4月1日より前に終了した欠損金額については7年。
②平成20年4月1日以後に終了した欠損金額については9年。
③平成29年4月1日以後に開始する事業年度において生じた欠損金額については
10年に延長する。(平成27年度税制大綱より)

となっています。
具体的には、平成20年3月31日決算で生じた欠損金の繰越期限は、平成27年3月31日ですが、
平成20年4月30日決算で生じた欠損金の繰越期限は平成29年4月30日となります。

※ただし、繰越欠損金を全額控除できるのは中小法人等(資本金1億円以下の法人等)
に限られ、大法人については欠損金のうち一部しか控除できない制限があるので注意です。