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法人が固定資産を修理する場合、

①通常の維持管理や原状回復のために要した金額は「修繕費」として
その全額を支出する日の属する事業年度の損金に算入できる

②その固定資産の価値を高めたり、耐久性を増したりすると認められる
金額は、「資本的支出」としてその金額の一部は支出する日の属する
事業年度の損金に算入できない(減価償却)

①、②のいずれかの処理をすることになります。

ところで維持管理を目的として機械装置の部品の一部を交換しようとした
ところ、その部品の製造が中止されており、やむを得ず代替品を使用し、
結果的にその固定資産の耐久性を増してしまうことがあります。
この場合、「修繕費」と「資本的支出」のどちらに該当するのでしょうか?

「修繕費」又は「資本的支出」のどちらに該当するか明らかでない金額が
あるときは、次のフローチャートに従って「修繕費」か「資本的支出」かを
判断することになります。

 

 

やむを得ない事情によって固定資産の耐久性が増すとしても、形式基準を
満たさないと全額修繕費として処理することはできないことに注意が必要です。